地域おこしの原動力になるか

昨年は東北新幹線新青森まで全通、E2系「はやて」が青森に到達しました。来月にはE2系の次世代の車両E5系が「はやぶさ」でデビュー。まずは青森方面から置き換え、最終的には東北新幹線の全列車に充当される予定です。また、来年からはE3系の次世代車でありE5系の姉妹形式となる新在直通タイプのE6系が2代目「こまち」でデビューします。一方、西では来月九州新幹線の博多〜新八代間が開通して既設区間とつながり、新大阪〜鹿児島中央間がN700系7000・8000番台「さくら」「みずほ」で繋がります。
新幹線が新規開業するとダイヤ改正の規模は大きくなるのが常ですが、昨年末の改正の時も、特急の車両面の動きは少なかったのですが「白鳥」「スーパー白鳥」が新青森発着に変更されるなどの変更が生じましたし、来月の改正でも新幹線開業に絡んで「有明」は朝と夜のみの運転になったり、現行「有明」の博多以北を残す形で「きらめき」が増やされたり、「かもめ」「みどり」「にちりん」「きりしま」「ひゅうが」に従来「リレーつばめ」「有明」で使われていた787系が転用されるなど、車両面を含めた大幅な変更が生じます。一方、観光列車体系も再編され現行「あそ1962」は夏からキハ183系特急「あそぼーい!」に、特別快速「なのはなDX」はキハ40系特急「指宿のたまて箱」に変更されます(「SL人吉号」は現行通り)。
これらが地域の活性化につながるといいですね。また、新路線の開業以外にも、新車を投入するなどのイメージアップも地域活性化に貢献する場合があります。昨年「はまかぜ」にキハ189系が投入された北近畿地区では来月の改正で「こうのとり」「まいづる」「はしだて」「きのさき」に287系が投入されます。
今後が楽しみになってきました。