K-POP NEW WAVE

今日はもう1つ、K-POP特集。
昨年から本格化してきたK-POPブームですが、今年に入って新たな局面を予感させる動きが相次いでいます。そこで男女別に動向をチェックしておきましょう。
まずは男性アーティスト。既存勢力として超新星東方神起、BIGBANGがありますが、昨年はFTIslandとSM☆SHがデビューし、今年に入ってからはBEAST、2PM、MBLAQ、SHU-Iなどが次々に日本デビューを果たしています。まずはここ最近勢力を伸ばしているワイルド系。日本デビューシングル「Take off」でアニメファンも取り込みオリコン4位を獲得したのも記憶に新しい2PMは野獣系の代表格であり、一方で3月の日本デビューシングル「SHOCK」をオリコン2位に送り込んだBEASTや、「シック系」「ヴァンパイア系」とも評されるMBLAQも負けてはいません。さわやか系ではトニー・アン(元H.O.T)プロデュースであり昨年デビューしたSM☆SHが口火を切り、今年に入ってからは「弟系」大国男児や「チワワ系」SHU-Iがこれに続いています。親しみやすさが大きな売りになっているだけあり、ファンとの絆で成長していきそうですね。SMエンターテインメントの顔的存在の一つ・SHINeeも日本デビューが今月に迫り、これから楽しみですね。日本デビュー前の注目株ではFTIslandの事務所の同僚バンドCNBLUEや、すでに日本ライセンス盤が売れているZE:Aヒップホップ系のINFINITEなどが注目されています。KINOやAPeaceのように、日本を拠点にして活動を展開しているアーティストもいるので、ますます目が離せそうにありません。
女性アーティストは、昨年デビュー組の少女時代やKARA、4Minuteに続き、今年に入ってから夏場に3組が相次いで日本デビューすることが判明。まずはAFTER SCHOOL。2009年から活動している彼女たちは紆余曲折を経て現在の9人組となり、3S級グループといわれる彼女たちは安室奈美恵とのコラボや日本のファッションショーへのライブ出演で一気に知名度を上げ、8/17にシングル「Bang!」で日本デビューを飾ることが決定しました。KARAを擁するDSPメディアの秘蔵っ子・RAINBOWは本国で放送禁止になるほどセクシーな振り付けが物議をかもした「A」で9月に日本デビュー。長い間デビューの機会に恵まれず「半地下」アイドルと言われたSecretも昨年になって勢いが急速に増し、本人たちも念願だった日本デビューを8月3日に控えることになりました。一方、超新星の事務所の後輩で日本初ライブも決まったT-araも気になる存在です。BIGBANGと並ぶYGエンターテインメントの主力グループで9月予定の日本デビューの準備を進めている2NE1はR&B〜ヒップホップを基調にしたとびきりポップな楽曲とパフォーマンスが海外からのウケもよく(ウィル・アイ・アム氏のもとでのレコーディングも経験済みだとか)、日本デビューすれば大ブレイクすること間違いなしです。また、SMエンターテインメントの多国籍ユニット・f(x)も非常に幅広い楽曲をこなしているので、音楽ファンの注目が大きくなっています。ほかにも、4MinuteBEASTを擁すCUBEエンターテインメントからは今年に入ってAPinkが飛びだしており、ほかにも同じく今年デビュー組ではE-TRIBEプロデュースのDALSHABETや、Brave BrotherプロデュースのBRAVE GIRLSからも目が離せません。そんな中で女性ソロも躍進してきており、IUやG.Naが人気を引っ張っています。

今後も大大大注目のK-POPですが、何が起こるか分からないのも事実。動向を見守っていくしかありませんね。